だけどそんな思いも中に入ると一瞬で消え去ってしまった。
だって……!
平日だし、時間帯も夕方ということもありお客さんはいなくて私たちだけだった。
だからほとんどの猫たちが私たちの元に集まってくるのだ!
もう夢の世界のようで、私のテンションは上がるばかり。
早速私は腰を下ろし、猫たちを迎える。
みゃー、と鳴きながら寄ってくるのが可愛すぎて、悶えてしまう。
「本当に好きなんだね。」
須藤くんも私の隣に腰を下ろし、私を見て笑っていた。
猫たちにも須藤くんのかっこよさがわかるようで、多くの猫が須藤くんにメロメロになっているようだ。
そんな須藤くんの片膝の上に猫が乗り、須藤くんはその猫を優しく撫でる。
気持ちよさそうな顔をする猫も可愛いし、何より優しい目をする須藤くんの方に視線がいってしまい、ドキッとしてしまう。



