「ちなみに上原は?」
授業の妨げにならないようになるべく小さい声で聞いてみる。
「………9秒後半。」
もう、限界だった。
思わず笑ってしまったのだ。
「こらー、上原うるさいぞ。」
「えぇ!?なんで俺なんですか!?」
「どうみてもお前が小野田の邪魔してるだろ。」
「1位の邪魔するなんて海斗最低だな。」
だけど先生や周りに注意されたのは私ではなく上原だった。
「くそー、小野田一生恨んでやる。
っていつまで笑ってんだよー。」
「ごめん、ごめん。
なんであんた身長も高くて足も長いのにそんな遅いの?」
見た目はモデル体型なのに……!
ある意味ギャップがあり笑いが止まらない。



