人気者の上原はいつも不機嫌




なんか少し間があったけど、どうしたんだろう。


………まあ気にすることもないか、と思い深く考えないことにした。



そしたらまた須藤くんが私に話しかける。


「小野田さん、今日は海斗と放課後残るの?」
「……ううん、今日は残らないよ。」


須藤くんの質問に対して、そう返すと………


「良かった。」
と言って須藤くんは安心したように笑った。


良かった?
なんでだろう………


「今日、一緒に帰ろう?」


私が疑問に思って考える前に、須藤くんが疑問を解決するかのようにそう言った。


一緒に、帰ろう………?


私が、須藤くんと………?


「………えぇ!?


そ、そんな一緒に行ってるわけだし、それでも十分周りを騙せてると思うよ……!」


「うん、そうだけど今はその話関係ないよ?
俺が小野田さんと帰りたいだけ。」


私と帰りたい……?


これは夢?
いや、あれか。


上原と3人でって意味か。


もしかしてまた私をあの仲間のところに連れて行きたいんだろうな。