「海斗くんもせめて授業は受けてほしかったなぁ。
バスケができなくても、私は頑張ってる姿が見たいのに………。」
そんな夏帆の視線は上原に向けられている。
どれだけ上原が好きなのか。
その表情を見ただけで伝わってくる。
「そう、だね………。
でも彼女の前ではかっこよくありたいんだよ、きっと!」
「そうなのかなぁ。
でも別にかっこよくないところも知ってるもん。
そんは海斗くんも含めて私は好きになったのに………」
………か、可愛い……!
何この子!?
もう今すぐ抱きしめたいところだけど体育の授業があるので我慢する。
今の言葉、上原に聞かせてやりたい!
そしたら改心して本当の自分見せるよ絶対!
今のでイチコロだよ、落ちるに決まってる!
「こうなったら直接上原に言ってやろう……!
夏帆の気持ちを上原に伝えるんだよ!」
上原を本気にさせればいいんだ!
「そ、そんなの無理だよ………!
恥ずかしいから……!」
少し頬を赤らめる夏帆。
もう本当に可愛すぎる、私が男なら絶対夏帆の彼氏になってた。
全力でこの子を幸せにしてやるんだ!



