人気者の上原はいつも不機嫌




今は立場が逆なのだと。


嫌でも思ってしまう自分がいた。



「うん。じゃあ教えてよ。」
と私は上原に返す。



だって本気でわからないからここ!


そしたら私がさらっと教えてほしいと言ったことに対して、意外そうな顔をした上原。


「………なによ。」
「いや、プライド高そうなのになって思って。」


「はぁ?
今は教えてほしいかほしくないの問題でしょ?


そりゃ上原がわかるんだったら教えてほしいじゃない。」


素直な気持ちを答えると、上原に笑われる。


「お前って、面白いやつだな。


いつも強気なくせにそういうところは純粋で素直って、おかしなやつ。」


お、おかしなやつ……!?


別におかしいところなんてないんだけど!?
二重人格のあんたの方がおかしいでしょ!


と思ったけど長くなりそうだからこらえる。


早く教えてほしいのもあるから。