人気者の上原はいつも不機嫌




それでも私には近づくことも触れることもできないから……



それを避けるようにして会話をする。



そして私たちは電車に乗り、学校の最寄りに着く。


そしたら須藤くんが
「手、つなぐ?」と聞いてきたから


「そこまではしなくていいかと……!」
と丁寧に断った。


いや、本気で私の命危なくなるから!


その後も学校まで歩いていると……


「………あ。」


少し離れたところに上原と夏帆が2人、歩いているのを見かけた。


上原はいつもの明るい笑顔で話していて、夏帆も楽しそうだ。


こいつの裏を………今すぐ言ってやりたい!
バラしてやりたい……!


「小野田さん、顔に出てるよ。
怖い顔してる。」


「………え!?」


須藤くんに指摘され、恥ずかしくなる。