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「………ふぅ……」
私はお風呂にポチャンとつかりながら、ふぅっとひと息ついた。
今日は本当にいろんなことがありました…
…蛍くん…
…すごく辛そうでした…大丈夫でしょうか…?
蛍くんが熱をだしてしまったのは、私のせいかもしれません。
毎日迎えに来てもらっていましたし、きっと疲れていたんじゃ…
私はグッと目を閉じる。
_『好きだよ…』
「ひゃぁぁぁっっ」
私はパッと目を開けて、ブンブンと首を横に振る。
「らら~、近所迷惑よ~」
少しこもったお母さんの声が、お風呂に響く。
私はというと、そんなこと考えている余裕なんてない。
だ、だって……
……す、す、好き…?
「っわぁ~~っ…」
考えないようにしてたけどっ…
…や、やっぱり無理ですっ…
…~~っ…
落ち着いてっ…わたし……
「……はぁ……」
…あれは…きっと…
きっと…そう……
蛍くんが熱でちょっと…こう…
頭がおかしかっただけでっ…
…って…今私すごく失礼なこと言った……
私は、なんとなく足を小さくバタバタする。
「…………」
…気にしないようにしようって思ってもやっぱり無理です…
…どうすればいいですか……
「……蛍くんが頭から……ずっと…離れません…」