「………え?」
「……お互いのこと分かってて…」
私は話ながら、なんとなく地面を見つめる。
「一緒に笑って…喧嘩とかもしたりするんですか?」
私はそう言った後、地面から涼太さんへ、ゆっくりと視線を向けた。
すると涼太さんは、眉を下げて優しい表情で笑っていた。
「喧嘩なんかしょっちゅうする」
涼太さんは無邪気にニッと笑う。
「…そういうの…あまり経験したことがないので…」
「…すごく素敵だなって…」
…毎日公園に通っていた頃、通りすがりの人達や、遠くから学生さんであろう楽しそうな声が聞こえるのが、本当はすごく辛かった。
…私の知らない世界だ…って
すごく自分が惨めに思えたんです。
「…そうなの?」
涼太さんが、心配そうな声でそう言った。
_ハッ
わたしっ…涼太さんに自分の話をっ…
きっと涼太さん困って…



