__¨.☆
_¨.☆
「ごめんね」
あれから数分、涼太さんは戻ってきて、一緒に薬を買いに向かっているのですが、
蛍くんのせいで、会話が全く頭に入ってきません。
…どうしましょう?
「桜田さん?」
「…はい」
「すごいポケーッとしてるよ」
…ポケー…
「魂飛んでいってない?!大丈夫?!」
涼太さんの少し大きい声が聞こえて、私は涼太さんへ視線を向ける。
「…魂飛んでいってないです…ここにあります…」
…多分…
「すごい弱々しいよっ」
涼太さんは鋭くツッコミをいれると、ふぅっとひと息ついた。
「……さっきはごめんね」
あまりにも申し訳なさそうな声色に、思わず私は、ハッと我にかえる。
「…いっ…いえっ…なんで涼太さんが謝るんですかっ」
…涼太さんのせいじゃないのに…
でもどうして…こんなにモヤモヤするのでしょうか…?
「けーちゃんの親友として、変わりに」
_しんゆう……
私には今まで、そんな人がいたことがありません。
でも…涼太さんと蛍くんは…
なんだか、お互いがお互いのことを理解しあってるように見えます。
…それってすごく…
「…素敵だと思います…」



