¨.☆__
どうしてこの状況になったかは、
私が涼太さんに見つめられて、緊張のあまり、返事をしてしまったせいですっ
……うぅ~……
涼太さん……私といて、退屈ではないでしょうか……?
…はっ
…わ、私…歩くの遅いですかね?!
いつも蛍くんに…歩くのおせぇ(←蛍くんの真似)
と、言われていますし……
…涼太さんは優しいので、合わせてくれているだけなのかも……?
私は迷惑をかけないように少し早歩きで進む。
「あの、」
へっ?!
「ふぁ、ふぁいっっ」
わ~~っ
…へ、変な返事になってしまいました……
「ぶっっ…ははっ…」
わ、わら?!
わらわれ?!
「…すみませんっ…なんだか可愛くて」
か、か、かわ?!
えっ?!
「…あはっ…あはははっ…その顔っ…ビックリした顔、可愛いですっ」
……か、かわいぃ…?
…私が……?
お、男の人にそんなことを言われるのは初めてです……
『かーわい★』
わ~~っ
な、なんで今、蛍くんが出てきたんですかっ
蛍くんのそれはっ
からかってるだけなんですっ
星もつけないで下さい!
私はブンブンと首を横に振る。
「…あの、やっぱり歳だけ聞いてもいいですか?」
私が蛍くんのことを頭から追い払っていると、涼太さんが控えめにそう言った。



