__。°。★

_。★



「………」


ららの背中がだんだん小さくなっていくのを、俺はしばらく眺めていた。



…あいつって嬉しそうに笑うよな…


「………」



ららの背中が見えなくなって、やっと俺はふぅっとひと息ついた。



「…明日は…」



明日こそは、



…ららが学校に行けますように



いや、明日こそは俺が連れていく…だろ。



少し薄暗くなった空を見上げてから、俺はやっと家に入った。



…あいつ…無事帰れたかな…


なんて考えながら。