_もしどこかで、
不登校の子がひとりぼっちで怯えているなら、泣いているのなら、
今度は私が声をかけてあげたいな。
泣いていいんです。
誰かにバカにされても、笑われても、あなたはあなたを笑わないでくださいね。
ほら、もうあなたにはたくさんのいいところがあるんだから。
何度立ち止まっても大丈夫です。
ゆっくりマイペースでも大丈夫。
あなたのその涙は、
無駄なんかじゃない。
…ふふっ…
こんなかっこいいセリフを言えたのなら、私も誰かを笑顔にしてあげられるのかな?
暗闇の中の、小さな光に。
fin。*2021.3.21



