不登校恋愛



__°。。☆

_★°。




「そうそう、いいかんじ!」


「んーと…それを後30回やろっか!」



さ、さんじゅう?!



お昼休み、私はグラウンドの隅っこで未輝(みき)ちゃんとトレーニング中。



なぜこうなったかと言うと……



四時間目の終わり、ご飯を食べに行こうと、蛍くんたちと一緒に教室を出ようとしたとき、


未輝ちゃんに名前を呼ばれて振り返った。



『私いつもお昼休みに一人で練習してるんだけど…よかったら、ららちゃんも来ない?』



入部するなら、少しでもバトミントンのことを知っておいた方がいいですよね。



未輝ちゃんの明るい笑顔に、私は迷わず『よろこんで!』と返事をした。




……だけど、



「はぁ…はぁ…」



思った以上にハード!!



「ちょっと休憩しよっか」



「は…はひ…」



グラウンドの隅っこにある芝生に、遠慮なくボフッと座った。



「…つ……つかれた…」



_ピトッ


「ひぃっ」


つ、つめたっ



「はいっ」



私の頬に冷たいペットボトルをあてたのは、未輝ちゃん。



「…いいんですか?」



くれるってことなのかな?



「お茶の方がよかった?」



そう言って申し訳なさそうに首をかしげる未輝ちゃん。



「いえっ…ありがとうございますっ」



とっても親切だなぁ…



未輝ちゃんは私の隣に座ると、水をくびっと美味しそうに飲み始めた。



「ぷはぁっ」



「おいしい!」



そう言う未輝ちゃんの額には汗がにじんでいて、でもとても楽しそう。



汗がすごく似合う…



「桜田さんって、ずっと何か考えてるよね」