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「そうそう、いいかんじ!」
「んーと…それを後30回やろっか!」
さ、さんじゅう?!
お昼休み、私はグラウンドの隅っこで未輝(みき)ちゃんとトレーニング中。
なぜこうなったかと言うと……
四時間目の終わり、ご飯を食べに行こうと、蛍くんたちと一緒に教室を出ようとしたとき、
未輝ちゃんに名前を呼ばれて振り返った。
『私いつもお昼休みに一人で練習してるんだけど…よかったら、ららちゃんも来ない?』
入部するなら、少しでもバトミントンのことを知っておいた方がいいですよね。
未輝ちゃんの明るい笑顔に、私は迷わず『よろこんで!』と返事をした。
……だけど、
「はぁ…はぁ…」
思った以上にハード!!
「ちょっと休憩しよっか」
「は…はひ…」
グラウンドの隅っこにある芝生に、遠慮なくボフッと座った。
「…つ……つかれた…」
_ピトッ
「ひぃっ」
つ、つめたっ
「はいっ」
私の頬に冷たいペットボトルをあてたのは、未輝ちゃん。
「…いいんですか?」
くれるってことなのかな?
「お茶の方がよかった?」
そう言って申し訳なさそうに首をかしげる未輝ちゃん。
「いえっ…ありがとうございますっ」
とっても親切だなぁ…
未輝ちゃんは私の隣に座ると、水をくびっと美味しそうに飲み始めた。
「ぷはぁっ」
「おいしい!」
そう言う未輝ちゃんの額には汗がにじんでいて、でもとても楽しそう。
汗がすごく似合う…
「桜田さんって、ずっと何か考えてるよね」



