不登校恋愛




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「今日の小テスト勉強してきた?ね、けーちゃん」



「……あぁ」



「……ららちゃんは?小テストあるって知ってた?」



「……えへへ」



いつもは私が真ん中で歩く道を、涼太くんが真ん中に入って歩いている。




シーンときまづい空気が流れたあと、涼太くんは諦めたようにふぅっと息をはいた。




「あー…と、」




「…ふたりとも喧嘩…してる?」




“喧嘩”という言葉にピクッと反応してしまう。



やっぱり喧嘩…ですよね



私が悪いから謝らないとって分かってるんですけど、なんだかモヤモヤして…



「してね_」


「……そう…なのかもしれないです」



あれ?


いま蛍くん何か言おうとしてた…?



「ふたりが喧嘩って、初めてだよね」



涼太くんは、ふっと微笑んだ。



「いいんじゃない?本音で言い合えるってことでしょ」




どうしてそんなに嬉しそうなのかは分からないけれど、



涼太くんが優しく笑うから、私も少しだけ優しい気持ちになれた。




「…仲直りするまで、」


「ちゃんと見張ってるからね」



そう言ってニッと無邪気に笑う涼太くんは、今日も太陽みたいに眩しい。



「……はい」



そう返事をして、涼太くんの隣にいる蛍くんをチラッと見た。



蛍くんはなにも考えてないような顔で、ただスタスタと歩いている。



…いつ、謝ったらいいんだろう…