___。°☆


_。☆




_ボフッ



パジャマで布団に寝転ぶ瞬間は、本当にホッとする。



あれからお母さんとたくさん話をした。


楽しそうに話す私を見て、お母さんはとても嬉しそうだった。



もちろん私も、すごく嬉しかった。



いつかこんなふうに学校であった楽しいことをお母さんに話してみたかった。



だからすごく嬉しい。



「……ふぁ…」



布団に寝転がりながら、大きなあくびをひとつ。



……今日は本当にいろんなことがあったなぁ…



疲れてるはずなのに、今日あった出来事が夢みたいでドキドキしてまだ眠れそうにない。



……ほんとに現実かな



頬をムニッと強めにつまんでみると、すごく痛かった。



「……夢じゃ…ないですよね」



…夢じゃなくてよかった…



自分の席に座って授業を受けて、


授業中に先生にあてられたりして、



好きな人が隣にいて、


大切な友達が前の席で、



凛音ちゃんに出会って…



「……な、なんだかすごい…」



まくらに顔をつけて、足をジタバタ。



もしかして…



「…これが…青春…?」



自分で口に出しておいて、ニヤニヤが止まらない。



でも今日くらいはいいと思う。


ううん、今日から1週間くらいはニヤニヤしてるかも。



__♪


?!



突然鳴ったケータイをパッと手に取ると、画面を見た。



……け、け、蛍くんっ



ど、どうして急に電話を?!



突然の蛍くんにパニック状態の私。



パッと時計を見ると、時刻は夜の21時。


お、おやすみコール?!



わっわたし、髪こんなだしっ


服もこんなでっ…



って、



「…電話だから声だけか」



__ピッ