よぉーしっ
頑張ってクラスの皆に認めてもらうぞーっ
涼太くんのツッコミも聞こえないくらいメラメラとやる気に溢れていた、私のそれからは……
更衣室で体操服を裏返しに着てしまうハプニングがあり、
すぐに気がついたからよかったものの、その後は焦って何もないところで転び、
今は、バスケのペアが決まらないハプニングがぁ~~…
「全員ペア組みましたねー?」
わ、わたしまだです!
手をあげてみるけど、背が小さくて見えていないのか、先生に気づいてもらえない。
…と、とりあえず誰かに声をかけないとっ
「あの、よかっ__」
「沙雪(さゆ)!ペア組も!」
…よかったら…ペアを組みませんか…
……うぅ
私が声をかけようとした女の子は、友達のもとへ嬉しそうに走っていってしまった。
はりきったのはいいものの、まだ一歩も前に進めていない気がします…
……みんなペアを決めるのがすごく速い…
それに、凛音ちゃんはもうペアが決まっているようですし…
さっき見たら、凛音ちゃんのそばには2人くらい女の子たちがいた。
きっとお友達がたくさんいるんですね。
俯くと涙が溢れそうになって、グッと唇をかんだ。
…蛍くん…涼太くん…
もうすでにふたりが恋しいです……
「……ららちゃん」
…へ
名前を呼ばれて顔をあげると、そこには優しい笑顔で笑う、凛音ちゃんがいた。



