小さな公園に着くと、3人でひとつのベンチに座った。
3人で座るとちょっぴり狭くて、思わずクスッと笑ってしまった。
「…泣きながら笑ってる?」
涼太くんが、不思議そうに笑って言った。
ふたりは全然気にしてないみたいで、
もしかしたら男の子はこういうの、気にしないのかも。
「…眠い…」
蛍くんが、ふぁーと大きなあくびをひとつ。
「んじゃ、みんなでお昼寝しよっか」
涼太くんが両手を後ろについて、足をバタバタさせながらそう言った。
「…まだお昼じゃねぇだろ、朝寝?」
そんな他愛もない話をして、3人で笑う。
……ゆっくり時間が流れてるみたい…
朝の公園は静かで、誰の悲しむ声も聞こえない。
朝は皆、私と違って忙しいのかも。
『そうやって、ただ黙ってるだけのやつ、まじで嫌いなんだわ』
もう思い出したくなくても、頭の中から離れてはくれなかった。
こんな少しのことで落ち込むなんて、私ダメだなぁ
少しでも前に進めたと思ったら、また大きな壁ができたみたいに立ち止まっちゃう。
「俺、人と話すの好きなんだよね」



