蛍くんとの初めてが増えていくのが嬉しい。
…幸せです
「…は、初めまして…」
?!
ぼーっとしていたから、女の子がこちらに話しかけてくれたことに驚いてしまった。
ふたつくくりの女の子は、少し恥ずかしそうに優しい笑顔で笑ってくれた。
さっきは分からなかったけど、メガネをかけていて、優しい、ふんわりとした顔の女の子だった。
……怖く、ない…
いつもなら、同年代の人が近くにいるだけで怖いって足が震えるのに、今は全然怖くない。
どうしてか、この女の子の優しいふんわりとした雰囲気は、安心感をあたえてくれる。
私が何も言わなかったからか、涼太くんが口を開いたとき、私の声が先に女の子の元に届いた。
「はっ、初めましてっ」
思ったより大きな声が出て、少し恥ずかしくなった。
それでも女の子は私をバカにしたりせず、ふんわりとした笑顔で笑ってくれた。
「凛音って呼んでください、よろしくね」
…りのんちゃん
「すごく可愛いですね…」
気がつけば声に出していたその言葉に、皆がクスッと笑った。
「凛音ちゃんの熱血なファンみたい」
涼太くんが笑いながらそう言った。
は、恥ずかしい…



