俺は返事をしろと、涼太に目で合図を送る。
すると涼太は、分かったと言わんばかりに、コクコクと頷いた。
「りょうたん!聞いてぃるのかぇ?!」
指名来た…
しかも、りょうたん
…涼太…吹き出すなよ…
「りょうたん!」
お前は連呼すんなっ
「ぶーーーーーーーっ」
「……………」
涼太の…りょうたんの吹き出した音が職員室に響き渡る。
…おい…他の先生達、笑ってんじゃねぇぞ。
これは俺達の放課後掃除がかかってるんだよ。
や、やべっ…俺も笑っ
「ぶーーってなんだぃ?もしかして笑ってぇるのかね?!」
今気づいた?
やっと気づいてくれました?
…いや…待てよ…
…もしかしたら…
……今からでもごまかせるか…?
「…あの、笑ってません」
「…俺達、そのですね…」
「これは……反省の音です。」



