中学一年生の頃、俺がまだ涼太と友達になる前のこと。
その頃の俺は、なんのために生きているんだろうって、毎日思っていた。
机に悪口を書かれても、水をかけられても、もう何も感じなくなった。
あぁ、またか
笑うことも、泣くことも、もう忘れた。
…何も…感じない…
そんなある日のこと。
俺は初めて、体育館倉庫に閉じ込められてしまった。
一応、ドアを壊そうとしたけど、やっぱり壊れないし、開かない。
ケータイは…ある…けど、
……まじで、ぼっちだな
俺には、誰も助けを呼べる人なんていなかった。
いや、母さんなら…
『……はっ……まじ、なんで生きてんだ俺…』
なに考えてんだよ俺、
母さんに言えるわけねーだろ
言ったらどんな顔する?
怒る?
絶望する?
いや、違う…
……泣くに決まってんだろ、悲しむに決まってんだよ
あーぁ…くそダセー…
『……いっそ、このまま死にてぇ』



