「うわっ」
ぼーっとしていたせいか、涼太が教室に戻ってきたことに気づかず、
いきなり顔を覗き込んできた涼太に驚いてしまった。
すると涼太はそんな俺を見て、とても面白そうに笑った。
「あははっ驚いてるけーちゃんって可愛いよね」
…はぁ…?
何いってんだこいつはいつも…
俺のこと可愛いって言うの、お前くらいだよ。
「ん」
俺は机の端に置いていたジュースを、一つ涼太に向けた。
「あ、これ…買ってきてくれたの!?優しいね」
「お前が買えっつったんだろが」
俺は少し呆れながら、そう返事をした。
「ありがとねっ」
涼太はそう言って、ジュースを持って嬉しそうに笑った。
__カチカチ
「けーちゃんってさ~」
__プシュゥゥッ
「いつも…っっぶふっ……」
…あ…
……ふっ…
「ぶはははっあはっ」
涼太のかおっ
…っ…おもろっ…
「……けー……ちゃん……?」
「……これ…やったな?……」



