くまちゃん…?
涼太くんの方へ顔を向けると、ニッと笑う涼太くんの顔と、
薄いピンク色のくまのぬいぐるみがいた。
「…わぁ~っ」
「かわいぃ…」
涼太くんも、くまさんも両方かわいい…
かわいいの詰め合わせ…
涼太くんはくまさんの手を動かしながら、高い声で言った。
「笑って~」
「…ふふっ…」
涼太くんが高い声で話しているから、なんだか面白い。
「…ねこぱーんち」
_ぽふ
……へ?
ぽふ…?
聞きなれた、低い声がした方を見ると、
蛍くんが照れながら、猫のぬいぐるみの手で、私の頭をぱんちしていた。
「……か、かわいぃ…」
…蛍くんも、猫さんもかわいい…



