その言葉は、私の心に深く響いた。
私が存在して、私がここで息をしていること、それを喜んでくれる人がいる。
……私、幸せだなぁ…
「…どうしたの…急に…」
嬉しい気持ちと、不思議な気持ちがまざって、気づけばそう口にしていた。
するとお母さんは、無邪気に笑った。
「開けてみてっ」
……え…
お母さんが、リビングのドアを指差してそう言った。
…なにかあるの?
そっとドアに触れると、開ける前に、なんとなくお母さんの顔をもう一度見た。
するとお母さんは頷いた。
私がドアをぐーっと押して開けると、クラッカーを持った二人が中にいた。
へっ…
「お誕生日おめでとーー!」
_パーンッ



