涼太くんのその言葉に、胸がぎゅーっとした。
「………」
へ?
蛍くん…?
…いつものように否定しないんですか?
ちげーよっ…だとか…
…どうして…
「…今まで怖がらせたから」
どうしてそんなに…
「……優しくしたい」
_甘いんですか?
…わたしはっ
「いつもの蛍くんがいいです!」
自分が思ったより大きい声が出た。
お仕置きのキスやハグは怖いけど…
……すごくドキドキしました
いつも無愛想で、不機嫌そうに見えるけど…
__本当はすごく優しい
言葉はきついけど…
…その言葉の裏には、いつもなにか意味があって、私を強くしてくれます
「一緒にいるうちに、たくさん蛍くんのことを知ることができました」
わたし知ってますっ
「蛍くんは優しいです!」
「だから、もう怖くないんですっ」
い、言った!
私はどや顔で蛍くんを見つめる。
ふふ…どうですかっ?
だって私、こんなに強くなれましたっ
思っていることを、伝えられるようになりました!
まだ蛍くんや、涼太くんにしかうまく自分の気持ちを伝えられないけど…
「…ふっ…」
驚いた顔をしていた蛍くんは、すごく柔らかい笑顔で笑った。



