＿ガチャッ
ドアを開けると、そこにはモデルみたいな二人がいた。
「あ、ららちゃんおはよ～っ」
「おはよ」
…わ、わ～～～っ
＿バタンッ
「…うぅ…」
かっこよすぎで反射で閉めちゃいました…
一瞬だったけど、とても眩しかったです…
「おい、お前なに閉めてんだよ」
蛍くんのそんなこもった声が聞こえて、私はスッと立ち上がる。
「ご、ごめんなさいっ」
「…つい反射的に…」
「…そんなに嫌なのか」
えっ
「ち、違いますっ」
私が勢いよくドアを開けると、蛍くんはニコニコスマイルでそこに立っていた。
「…お、おはようごじゃいます」
「あははっ、ららちゃん言えてないよ」
涼太くんが蛍くんの隣で笑いながらそう言った。
「お前、まだ準備できてねーの」
蛍くんはニコニコスマイルでそう言うと、ドアをガシッと掴んだ。
近くにいる、いつもと違う蛍くんにドキッと胸が高鳴る。
…ち、近い…
「す、すみません…」
「はーいっ、そこまで！」
