__.¨☆


_★.



「………」


重たい目を開けると、私は勢いよく起き上がった。



_今日は、いつもと違う朝です。



アラームかけないでこんなに早く起きれたの初めて…


少しの感動の後、私はクローゼットを開けて服を選び始めた。


「…どれ着ていこう…」


服を選んでいるだけなのに、頬が緩んでニヤニヤしてしまう。



今日は3人でお出かけの日。



本当にこんな日が来るなんて…


ゆ…ゆめ…?


私の聞き間違いだったりして…



そんなことを考えてしまうくらい、私にとっては夢みたいなこと。


…と、とりあえず、準備をしよう…


どこに行くかも知らされてないから、スカートよりズボンの方がいいですよね。


私はそう思いながら、ズボンを手に取る。



…蛍くんと、涼太くんの行くところ…



や、やっぱり…ゲームセンターとかっ?


カラオケ?!とか…


おしゃれなお店…とか…



「………」


…どうしよう…


…すごく今更だけど…


私なんかがいて…



「だ、大丈夫かな…」