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俺達は、眠ちゃんがいる確率が高そうな、教室から探すことにした。
…いなかったら、職員室にいんだろ。
そんな俺達の予想が当たったらしく、教室の鍵はまだ開いていた。
_ガラッ
「眠ちゃん~!」
1年2組の教室の前に着くと、涼太はそう言いながら勢いよくドアを開けた。
「…お前ら」
眠ちゃんは黒板消しを持ったまま、俺達をポカンとした顔で見つめている。
「眠ちゃん、ありがとう」
俺はポカンとしている先生に近づいて、珈琲が入っているコンビニの袋を教卓の上に置いた。
眠ちゃんはコンビニの袋を覗くと、子犬みたいな目で俺を見つめて言った。
「コーヒー…先生の仕事のご褒美かな?」
「今日のお礼」
眠ちゃんのキラキラした目を見て、涼太の言っていた通り、
眠ちゃんは本当にブラック珈琲が好きなんだなと俺は思った。
だってなんか…しっぽ生えてそうだもんな
「…さんきゅ」
先生はそう言って、目を細めて笑った。
「これは、俺から!」
涼太はそう言って、ポケットから棒つきのアメを取り出して、眠ちゃんに向けた。



