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…なんでまた…迷惑かけてるんだろう……
「…はぁっ……はぁっ…」
…苦しい…苦しい……
「…っ…はぁっ…はぁっ…っ」
息が……苦しい…__
『皆、静に~』
『今から修学旅行のバスの席をくじびきで決めます、順番に引いてください』
懐かしい…先生の声…
…聞きたくない…声……
『はい、次』
私は席から立ち上がる。
覚えてる、ずっと忘れられない
『……あいつとぜったい隣になりたくねぇんだけど』
『それな、ハズレすぎ』
しっかり聞こえた胸に突き刺さるような言葉。
………そっか…
『……だって、あいつの隣、つまんなさそうだし』
_痛い
……私の存在が誰かを嫌な気持ちにしてるんだ…
『はい、次』
『うわっっ、まじ最悪っ…あんなのと隣とか、まじ終わったわ~、俺、休むわっ』
…ごめんなさい……
…ごめんなさい…
私が休むから……嫌な顔しないで……
…私のせいで…
……誰かを悲しませたくないの…
…ごめんなさいっ…
「……っっ……」
……嫌な……
「……夢……」