__.¨☆


_.☆



…なんでまた…迷惑かけてるんだろう……



「…はぁっ……はぁっ…」


…苦しい…苦しい……


「…っ…はぁっ…はぁっ…っ」



息が……苦しい…__




『皆、静に~』



『今から修学旅行のバスの席をくじびきで決めます、順番に引いてください』



懐かしい…先生の声…


…聞きたくない…声……


『はい、次』


私は席から立ち上がる。



覚えてる、ずっと忘れられない



『……あいつとぜったい隣になりたくねぇんだけど』


『それな、ハズレすぎ』



しっかり聞こえた胸に突き刺さるような言葉。



………そっか…


『……だって、あいつの隣、つまんなさそうだし』



_痛い


……私の存在が誰かを嫌な気持ちにしてるんだ…


『はい、次』


『うわっっ、まじ最悪っ…あんなのと隣とか、まじ終わったわ~、俺、休むわっ』



…ごめんなさい……



…ごめんなさい…



私が休むから……嫌な顔しないで……


…私のせいで…



……誰かを悲しませたくないの…



…ごめんなさいっ…




「……っっ……」



……嫌な……



「……夢……」