「お、ごめん。大丈夫?」 え、壁が喋った? いや、そんなはずはない。 恐る恐る上を見上げた。 そこには、優しそうに微笑む男子が立っていた。 背が高くて、顔がよく見えないけど、すごく優しい雰囲気のある人だと思った。