君とまた、あの夏


「お、ごめん。大丈夫?」

え、壁が喋った?

いや、そんなはずはない。



恐る恐る上を見上げた。


そこには、優しそうに微笑む男子が立っていた。
背が高くて、顔がよく見えないけど、すごく優しい雰囲気のある人だと思った。