初恋〜ずっと、キミだけを〜

フラれた…っ

やっぱり、ダメだった…。

わかってても、こんなに苦しいっ…。

泣きそうになるのを堪えて、走って家に帰る。


だから、あたしは全然気づかなかった。

「女は苦手だけど、お前はちげぇんだよ、瀬尾…。僕も好きだ…」

彼が、こう呟いていた事を…。