初恋〜ずっと、キミだけを〜

「ごめん、瀬尾!遅くなって。部活の顧問に呼び止められてさぁ。んで、話って何?」

ききき、来たぁ〜!
大丈夫、落ち着いて…!

「あ、あ、あのっ…えっと、その…」

「ははっなんだよ〜。取り敢えず落ち着けって!な?」

「う、うん…。ごめんね。あのね、あたし…」

「ん、ゆっくりでいいよ」

ドキン…

こういう、彼の優しいとこが、あたしは…

「好きです…。あたしと、付き合ってくれませんか…?」