「えぇ！？キスされたぁ！？」

「凛ちゃんっ！声大きいよ！」

「ちょっと、どういうことか説明しなさいよ！」

「あのね…」

あたしは、放課後日誌を書くのに付き合ってくれた凛ちゃんに、空き教室での出来事を話した。

「…っていう感じなんだけど…」

「ちょ、それ、白咲絶対璃桜のこと好きだって！」

「で、でもあたし振られたんだよ？女は苦手だからってちゃんと断られたもん！」

あ、自分で言ってて悲しくなってきた…。