"hayato side"

俺は勢いに任せ言ってしまった

本当はもっと時間をかけて

俺のこと好きになってもらおうと

思っていたがこの可愛さだ

サラサラの黒い髪の毛はちょっと
くるって巻かれていて
ほっぺたはほんのりピンクで
唇はぷるってしていてメイクだって
している
色白の素肌に制服だと分からなかったが
胸もおっきい

…って何言ってるんだ俺は…。

と、とりあえずこの綺麗な優芽を
目の前に言わずにはいられなかった

一目惚れの相手が優芽だと。

雅人が言っていたいじめに関しても
聞いてはみたが案の定
転んだというだけで教えては
くれなかったがこの焦り具合から
するといじめは間違いなさそうだ

あとで何か知ってそうなお袋に聞くか…。

肝心の…

優芽は自分が可愛いということに
気づいてないどころかブスだと言い張る

それに

俺のこと何も知らないからと

申し訳なさそうに言ってきた

だから俺は

颯「これから知ってけばいいだろ?

俺も優芽のこと知らないことが多い

結婚は高校卒業した後って言ってたし

今は婚約の状態だし時間はある」

優「あっ!そっか!」

と笑顔で言ってくる優芽

単純だってことも今日わかった

颯「じゃあ婚約決定でいいか?

もし嫌になったら婚約破棄してもいい」

すると優芽は

優「よろしくお願いします」

とこれまたとびっきり可愛い笑顔で

了承してくれたのだ

颯「じゃあ颯斗さんじゃなくて

颯斗って呼んで?」

すると優芽は顔を真っ赤にして

優「は…颯斗っ」

と言ってくれた

絶対好きって言わせてやる
今日…そう決めたのだ