準備が終わって車に乗り込むと
親父が

父「颯斗女嫌い直せよ〜。

それと愛想よくな!」

母「大丈夫よ、颯斗はとっても

いい男だから♡」

と気持ち悪く言ってくるお袋

そして高級なホテルに着いた途端
るんるん足で先に行ってしまった
親父とお袋

颯「…ったく」

俺は渋々着いて行った

もう相手とは挨拶は済んでるようだった

綺麗で可愛い女の子もいた

女嫌いだが不思議と嫌な気分には
ならなかった…なぜだ…。

その疑問はこと後すぐにわかることに

なるとは思ってもいなかった

そして彼女は俺に気づいたのか

?「…は、颯斗さん…」

そう言ってきたのだ

もちろん俺はこんな可愛らしい

女とは会ったことはないし

見覚えもない

だから…

颯「…だれ?会ったことある?」

と聞いた

そしたらお袋に怒られたのだ

よくよく話を聞けば学校では

地味な格好をしてるあの

神城寺優芽…そう俺の一目惚れした相手

いつも一緒にいる尼崎の親父が

学園の理事長ってことも驚いたが

それ以上に驚いたのが神城寺優芽

との婚約話だ…結婚話か?

親父とお袋が幼馴染同士の約束

で俺らが結婚かよと一瞬思ったが

冷静に考えたら、いや好きな女との

結婚話だ、こんないい話

受けないわけにはいかない

そう思って

颯「俺は大歓迎〜してやってもいいよ」

と返事をしてしまった

そして

親父たちは俺たちを残して
別の部屋に食事に行ってしまった