高嶺の花×高嶺の花

そして家について玄関を開けて
もらって靴を脱ごうとしていると

「「おかえりなさいませお嬢様」」

と執事やメイドがいつも迎えてくれる

が…

今日はちょっとだけ違う

「「おかえ…お嬢様?!その傷は?!」」

「「お医者様を呼んで傷の手当てを!」」

とかなり焦りながら指示をしている


傷の手当てを受けながらわたしは

はあ…とため息をついてしまった

そしたらお医者様が

「こんなに傷をつくりになって…

いつからやられているのですか?」

と聞かれてしまった

いじめにあってるなんて言ってないのに

なんでだろうなぁと考えてたら

次はパパとママが入って来て

父母『優芽?!!』

とものすごい形相で呼ばれた

優「パパ、ママ?どうしたの?お仕事は?」

母「なにいってるの、どうしたのは

こっちのセリフです!」

父「そうだよ、優芽

娘がこんなに傷ついてるのに

仕事なんてしてられるか」

母「なにがあったの?優芽」

そうママに聞かれて
今日話そうと思ってたから聞いて
くれてちょっと助かったと思った

優「りおちゃんがね、それは

いじめだよって教えてくれたから

多分いじめだと思うんだけど…

わたしブスなのにみんなの王子様

助けちゃったからみんなに

嫌われちゃってるみたいで」

父「王子様ってなんだ?」

ってパパが聞いてきて答えようとしたら

ママがあ!って顔をして

母「もしかして王子様って一ノ瀬颯斗

って名前じゃない??」

優「え、あ、うん。

なんでママ知ってるの??」

とポカーーンとしていたら

母「ママとパパと里緒菜ちゃんのお母さんの

麻里亜と里緒菜ちゃんのお父さんの玲が

幼馴染だってことは優芽も知ってるわね?」

優「うん!聞いたことある!」

母「その他にも仲良くしていた

幼馴染があと四人いるのよ」

父「あ〜高校までは6人いつも一緒で

大学から8人いつも一緒だったな!」

とパパが話すと

母「それでねそのあと四人っていうのが

一ノ瀬颯斗くんのお父さんとお母さん

そして道成寺グループってあるでしょ?

そこの息子さんも確か優芽と同じ学校

だと思うんだけど、その息子さんの

お父さんとお母さんが大の親友なのよ」

優「じゃあパパとママはその颯斗さんの

お母さんとお父さんとお友達だから

颯斗さんのこと知ってたの?

でもなんで王子様が颯斗さんって

わかったの??」

父「わたしたち8人優芽と同じ

学校の卒業生だからだ」

母「私たちの時は颯斗くんのお父さんが

王子様と呼ばれていて

お姫様はちょっと恥ずかしいけど

わたしだったのよ」

優「え!ママお姫様だったの?!

じゃあ高嶺の花って颯斗くんのお父さん

呼ばれてたりした?

なんかりおちゃんが王子様は

高嶺の花ともよばれてるとかなんとか

いってた気がするの!」

母「うふふふ、そうね一ノ瀬くんは

高嶺の花って呼ばれてたわね笑」

父「お前だって高嶺の花って呼ばれてた

じゃないか〜

お父さんがお母さんと結婚できたのなんて

奇跡みたいなもんだ!

みんな一ノ瀬とくっつくとばかり

思ってたからな!」

母「あらやだ〜あなただって

高嶺の花に並ぶとか言われてたから

あなたと結婚出来るだなんて

夢なんじゃないかと思ったんだから」

優「パパもママもすごいね!

わたし地味でブスでママの子なのに

ママみたいにかわいくも美人でもない」

母「なにいってるの?優芽はものすごく

美人よ、だからお兄ちゃんも優芽が

心配で仕方ないのよ〜笑」

父「まあ、ずっとこの格好だから

自覚なくても仕方ないだろ」


とパパとママが色々教えてくれて

納得したようなしてないような微妙

だったけど

たったひとつ疑問が残ったといえば

なんでママみたいに可愛くないんだろう

ってことだ