「うん、お気に入りだしっ!」 元気な笑顔にかわいらしく白い歯がチラリ。 よし、理人くんノートにさっそく笑顔もかわいいことを書き込まないと! ……じゃなくて!! 「そ、う……なんですね」 なんか、なんかむずむずする。 むずむずして、もやもやする。 気がつくと教室を飛び出して一階の自動販売機の前にいた。 先生の声が聞こえたような。 ま、いっか……。 「なんか飲も」