先生、違うよ。 あたしはね、いつも変なんだよ。 先生が気になってしかたがないくらい。 「大丈夫、ですよ。……先生、朝の会議あるんじゃ」 「……あ、ほんとだ。じゃあ気をつけてね、さつき」 「はい……っ」 両手で胸を抑える。 さっきの会話も、掴まれた手も、心臓がやけにうるさい。 ……なに?この気持ち。初めてだよ……。 「ううっ……」 たまらなくなって、床にくずれおちた。