一輪の花




「おー拓磨起きてる。」





音がした方を向くとなんとまぁそこには
カラフルな頭の人が並んでいた。





金髪、赤、シルバーに青。



め、目がチカチカする、、、。





「拓磨寝すぎだよ〜。」


「、、、寝る子は育つ。」



「なんで高嶺の花がいんのー?」




そー言ってさっきまでやりとりをしていた
5人の視線が一気に私に注がれる。






「あ、お邪魔しました!!
それと高嶺の花って呼び方やめて下さい。
鈴原璃亜です。」



高嶺の花ってワードを聞いただけで
イラってする。まーいいけど。

さっさと退散。退散。




「まってよ!!」


って赤髪くん。




「なんでですか??」



待つ理由なくない?ないよね?




「俺らの事しってる?」



って金髪くん。




「知りません。」



逆になんで知ってると思ってるの??
自意識過剰なの??





「えっ、まじ??」




とシルバーくん。






「はい。」




え、私なんかおかしい事言った??
知らないし、普通に。