遥斗「優乃は、渡辺のこと知ってるだろ?」


優乃「知ってるけど、どうして?」


声が震えそう。怖すぎるよぉ。


遥斗「俺は、渡辺のことが好きなんだ。」


優乃「・・・」


遥斗「今日は俺の誕生日パーティーに呼んだんだけど、友達がドタキャンしたっていう話にしてある。」


優乃「・・・」


遥斗「でも、会話が上手く繋がらないんだよ。」


遥斗は顔の前で手を合わせて、言ってくるんだ。


遥斗「お願いします!横にいて、会話を上手く繋げてほしいんだ。出来れば、告白までしたい。」


嫌だ...やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだーーっ!


泣きそうになってくる。


優乃「あの、ちょっとトイレ・・・」


遥斗「え、あ、うん。先行ってる。」