我ら鈴木青春部☆☆

場所が変わって中庭。

三人は物陰からエンジェルの様子をうかがっていた。

「ってかさ、あの子何部に入ってんの?」

この学校は部活強制だから何か部活に入っているはず。

「…読書部」

「へえー。やっぱりエンジェルはおしとやかな部活に入ってるんだ。今も本読んでるしね」

達也の発言に冬覇は首を引きちぎれんばかりの勢いで左右に振った。