昨夜、弟と一緒に、小説家たちの本名を当てるというゲームをしました。

勿論、私の好きな人の本名を当てるというものもありました。

私はあの方の本名を知っていたので、弟に問題として出したのでした。

弟は暫く悩んだ後、あの方のペンネーム…(とでも言うのでしょうか)の文字から連想して、「この漢字は絶対付いてるね」と言いました。
その通りでした。
本を書いている時のお名前も、本名も、なんてかっこいいんだろう、と私は思いました。



心酔しているのです。



もう、どんないい縁談が来ても断るだろう、という気さえします。


あの方を超えられる人なんているのかしら。




私は、法学を学んでいます。
今思うと、あぁ、なんで文学を学ぶ道へ行かなかったんだろう、と後悔さえします。
そう言えば昨夜、お父様からも言われたばかりだったのです。
「お前は小さい頃から本が好きだな。きっと、文学の道へ進めばよかったのに」
と。