新撰組の仲間達

屯所にもどったら、土方副長の部屋に行った。
 「副長。巡察中に浪士を連れてきました。」
 「わかった。入ってくれ。」
 「分かりました。」 
 「浪士達は何をするつもりなわけ?」
 「町を燃やして偉い役人を殺す。」
 「何だと‼沖田、浪士を連れてけ。」
 「分かりました。」
 「今、浪士が捕まった。だから、どこかで話すかもしれない。山崎出てきてくれ。」
 「今、長州のもの達が今日の夜で池田屋か四国屋のどちらかで行われる予定です。」
 「わかった。斎藤といつきは池田屋でその他十名つれてけ。四国屋は残りの人数でいく。」 
 「分かりました。」
 山南さんと千鶴ちゃんは屯所に居てください。
 「分かりました。副長。」
 「いつき大丈夫なのか?人を殺すはめになるけど。」
 「大丈夫だと思うよー。」
 「なら、いいけどよ。。」

 いつきと斎藤は、部屋に戻っていた。いつきは、女物の着物を着ていたため男の着物に着替えた。
 「着替えるから後ろ向いていてよ。」
 「分かったよ。」
 いつきは、男用の着物に着替え終わったので、斎藤は見ていた。 
 「男用の着物似合っているよ。いつき。」
 「ありがとう。一君。」

 池田屋事件は、今日の夜にあった。
 「副長。人の出入りがあまりありません。」
 「そうだなー。もうそろそろ突入しようか。」
 「分かりました。副長。」
 「池田屋に突入するぞ‼」
 十名の人達は、池田屋に突入した。
 「いつきは、僕と二階行くよ。」
 「分かったよ。」
 一君といつきは、二階で浪士達を殺して行った。一君は、新撰組の服に相手の返り血がついていた。いつきも返り血でひどいくらい汚れていた。
 何とか片付けることができたが、いつきと一君に強い相手がいた。
 「あなたは誰?」
 「風間千景」
 「お前は?」
 「明堂院いつき。」
 「お前と対決してあげる。」
 「あー。いいよ。」
 いつきと風間は、対決をしていつきが怪我をしてしまった。
 
 「お前は誰だ?」
 「不知火匡だ‼」
 「斎藤一」 
 お前を殺してやる。不知火と斎藤はきりがつかなかった。 
 「いつき大丈夫なのか?怪我しているじゃないか。」
 「やっちゃった。相手が強すぎて‼」
 「応急処置してやる。」
 「ありがとう。」

 池田屋事件は、終わった。新撰組が帰るときはもう朝になっていた。町人達が新撰組達をじろじろ見ていた。新撰組は、池田屋事件以来町人に嫌われていた。