そして私たちの関係が変わったのは教育係が外れた時だった。
これでもう茂とかかわることはなくなるかもしれないと思った私は
せめて今までのお礼をしたいと勇気をだして食事に誘った。
食事をしているときは明るく振る舞おうと頑張った。
でも食事が終わり、これで最後かと思ったらもう泣きそうになった。でも
常日頃、人前で泣くな。泣くならだれもいないところで泣けと言われていた。
だけど気持ちが高ぶって、どうせこれで最後なあら泣いて怒られるのも思い出にすればいい
ぐらいの気持ちで腹をくくった。
「高瀬さん。私…高瀬さんの事が――」
好きといおうとした。
だけど大事な言葉は言わせてもらえなかった。その代わりに私は茂にキスをされた。
「なに俺より早く言おうとしてんだよ。こういうのは男に言わせろ。村岡が好きだ」
そして再び茂が私にキスをした。
これが茂との初キスであり私たちの始まりだった。
付き合うようになって同棲するのに時間はかからなかった。
茂は仕事には厳しいけど家ではとても優しい。
同棲して3年になるけど茂への思いはあのころから変わってないどころかもっともっと好きになってる。
でも自分からキスしたことがない。
これでもう茂とかかわることはなくなるかもしれないと思った私は
せめて今までのお礼をしたいと勇気をだして食事に誘った。
食事をしているときは明るく振る舞おうと頑張った。
でも食事が終わり、これで最後かと思ったらもう泣きそうになった。でも
常日頃、人前で泣くな。泣くならだれもいないところで泣けと言われていた。
だけど気持ちが高ぶって、どうせこれで最後なあら泣いて怒られるのも思い出にすればいい
ぐらいの気持ちで腹をくくった。
「高瀬さん。私…高瀬さんの事が――」
好きといおうとした。
だけど大事な言葉は言わせてもらえなかった。その代わりに私は茂にキスをされた。
「なに俺より早く言おうとしてんだよ。こういうのは男に言わせろ。村岡が好きだ」
そして再び茂が私にキスをした。
これが茂との初キスであり私たちの始まりだった。
付き合うようになって同棲するのに時間はかからなかった。
茂は仕事には厳しいけど家ではとても優しい。
同棲して3年になるけど茂への思いはあのころから変わってないどころかもっともっと好きになってる。
でも自分からキスしたことがない。

