「・・・果菜っ。おい、果菜。そろそろ起きる時間だぞ」 肩を揺すられ、雲間を漂っていた意識が徐々に地上に戻ってくる。 ん?朝? あれ?朝? 「んー、今、何時?」 「6時半」 「あ、シャワー浴びなきゃ」起き上がろうとして隣にいる貴くんを見て固まる。 え、まさか。 あれって夢じゃなかったの? 私の背中に冷たいものがサーっと流れるような嫌な感覚が。 上半身裸の貴くんの胸や上腕にはいくつもの赤い痕が付いている。