+小悪魔恋愛2+



窓から入ってくる月明かりで、柚の白い肌はキレイに浮かび上がる。

横から見ると、ちょうど胸の膨らみの上に白い肌とピンクのブラとの境目ができて。

そのラインに沿って指を這わせると、沈んだ指の後からまた膨らみが戻っていく。

その感触は、他に比べられるものなんてないくらい柔らかで、ふわっとしてて。



う〜ん…我慢は無理かも。
でもこのままでは完全に狼。



オレはなかなか起きない柚の胸を、今度は手の平全体でそっと包んだ。

軽く掴んで上にあげると、緩やかな丘の全体が柚の体の上を移動する。



「ふ…んんっ、……ぁっ…」



ドッキーン!!

そんな声出されたら、もう絶対ムリムリ!



「柚っ、ごめん柚、起きて!」



オレは柚の肩を揺らした。

だってとりあえず、狼にはなりたくなかったし。



「…あれ……陸ぅ?どうしたの?」

「柚、ごめん。ちょっと限界」

「……なにがぁ?」

「あ〜…だから……」

「私ね…そういう陸だーい好き…」



か、可愛いじゃないか!



計算?寝ぼけてる?

どっちにしてもセーフなはず。

オレは柚をもう一度抱きしめると、その耳元でそっと囁いた。



きっと一人が素直になれたら、自然ともう一人も素直になれるんじゃないかって思う。

柚の小悪魔な態度なんて、きっとこれからもなくなることなんてないんだろうけど

それはそれで、オレの大好きな柚には変わりないから。




「柚…優しくするから」





「……うん、抱いて」





静かな夜。

オレと柚は時間のない世界で、何度も体を重ね合わせた。





+++END+++




「柚、この下着可愛い」

「ありがとー」

「オレ他の男に柚のこと見られるのイヤだよ。下着姿でも、そうじゃなくても」

「知ってる。いじけてごめんね」

「オレも。ちゃんと言えなくてごめんな」


fin