しばらくあるくとあかずの間の前なのかメイソンがとまる。
目の前の扉は大きく重たそうだ頑丈な鍵がしまっている。

ブラウン「こ、ここか?」

ブラウンはメイソンにずっと手を捕まれていたため、着いてきたはいいが、息切れをしていた

当然だ。ブラウンは本来女で身長さがある。ゆえに足幅も歩くスピードもメイソンとはあきらかに違うのだ

メイソン「あぁそうだ。ここは決して開けたり近づいてはいけないことになっていた。父上いがいはな」

ブラウン「そんなとこの鍵をなぜ俺なんかに…」

メイソン「さぁわからん。だが父上の事。何かしらの特別な理由があるのだろう。だから…俺はここまでだ。この先はお前にしかいけない。俺は離れた場所で待ってる」


ブラウン「あぁわかった」

メイソンが離れた後、再び扉を見据える

扉は錆び付いているこんな扉が開けれるのか少し不安だったが、やるしかなかった。

鍵をあけ、強く扉を押す

なかは暗く少しホコリっぽい。

電気をつけるとそこは…

エミリー「わ…」

つい女声でいってしまうほどそこには美しい部屋だった
大きなベッドには白い綺麗な棺桶その回りに咲く色とりどりの花。
壁や床天井までもが花で埋め尽くされている。
だがなんといっても真ん中の白い棺桶が目立つ回りがカラフルがゆえに逆にシンプルさが目につく

エミリー「これがジェイコブ陛下が見せたかったものなの?…」

エミリーは前に進み棺桶に近づく

エミリー「…開けたほうがいいのかなでも棺桶だし…」

エミリーは迷いながら開けていく
中にはつい最近なくなった王妃様が眠っていてエミリーはビックリした

綺麗だとか怖いとかそんな感情よりも顔が気にかかった

エミリー「似てる…私に…」

顔はなんとエミリーそのものだった。まるで双子のようにうり二つ。エミリーは小さい頃に一度王妃をみているがそのときは他にも人だかりがあったため顔までは見れなかった。だが美しかったときいていた


その美しいはずの王妃が自分に似ている

その事に困惑するエミリー

エミリー「いったいこれは…どういう」

そうエミリーがいったときエミリーの頭に頭痛がおきフレッシュバックがおきる