メイソン「…」

※エミリー心の声《なんか気まづい…どこかいったほうがいいのかな…》

ちらっとみるとメイソンは黙ったままブラウンのとなりでつったっている、

ブラウン「だい…じょうぶか?」

絞り出したのはその一言だった

メイソン「あぁ。」

メイソンも一言で返しまた沈黙になる

※エミリー《いったいどうしたら…私ならどうしてほしいかな》

ブラウン「ま、まぁ俺もたまに親父《おやじ》にさためされるような真似されるからさ気持ちはわかるよ」

ブラウンはきさくに話しかけることにした。自分なら悲しい顔をしてほしくないからだ


だがメイソンは黙っている

ブラウン「それにさ、まだメイソンにならないって決まったわけじゃ…」

メイソン「息子じゃないからか…」

ブラウン「?」

今なんて…

メイソン「…やっぱいいや。なんでもない」

ブラウン「そ、そうか?」

メイソン「元気付けようとしてくれて感謝するよ」

ブラウン「あ、あぁ」

メイソン「それよりそれをどうにかしなきゃな」

メイソンの目線の先にはブラウンが握っている鍵だった

ブラウン「あぁこの鍵だろ?あかずの間の鍵っていってたな」

メイソン「いくか。」

ブラウン「え?どこに」

メイソン「決まっているだろう。あかずの間だ」

ブラウン「え!でも葬式はまだ…」

メイソン「いいから、その方が父上も喜ぶ」

ブラウン「で、でもなぁ…」

※エミリーは回りが悲しんでいる雰囲気なのをちらっと横目でみる

ブラウン「こんな状況で抜け出したらまずくないか?」

ブラウンは小声でいった。

メイソン「俺がついているんだ何もいわれるわけがないだろ?なにせ他のやつは皆俺が次期国王になると思っているからな」

ブラウン「だ、だけど」

ブラウンは迷っているとメイソンはしびれを切らし、ブラウンの手をつかみ無理矢理つれていく

そのさい回りからジロジロみられたり

なんだ?

まさかそういう趣味…

など聞こえてきたがメイソンは無視してヅカヅカあかずの間に向かったことはいうまでもない。