エミリー「わかりました。やります。その代わり、住み込みはしません。構いませんか?」

ジェイコブ「本心のようだから構わない。さぁそうと決まったら候補者の説明を昨日のうちにまとめておいた。後でこれを読んで、本人には内緒で見極めてくれ」

エミリー「はい。では失礼します」

エミリーはそういって部屋の外にでた


自分で信じられないくらいスラスラ本音が言えたことに充実感を覚えるとどうじに、ばれても首を跳ねられなかったことへの安心感が込み上げ、エミリーはその場にヘナヘナと座り込んだ

エミリー「あーびっくりした…」

と安心しきっていたため、エミリーは女声のまま呟く

ラファエル「こほん」

エミリーは体をびくつかせ咳ばらいが聞こえた方をみると、ラファエルがすぐ近くにたっていた。
いつからいたのかまではわからないが、さっきの声は聞こえただろうと思い、エミリーは急いで立ち上がり、低い声に戻す

<※ここからは女声のときはエミリー、音声のときはブラウンとかきます。なお、ブラウン時は変装しています、エミリーのときも、変装している場合は、エミリーのまえに※をつけます。してない場合はなにもついていないのでよろしくお願いします>

ブラウン「ら、ラファエル様いらしたのですね。」

ラファエルはその低い声をきき怪訝な顔を見せる。

ラファエル「…まぁいい。時期がきたらにするとしよう。」

ラファエルはそんな謎めいた台詞を残しさっていった。

※エミリー「聞かれていない…のかな?」

※エミリー心の声《何か謎めいたことをおっしゃられていたけど、気にしない方がいいよね。》

そう思い城から出るために門のある方へ向かおうとし、1歩を踏み出したとき、※エミリーはハッとなった

※エミリー心の声《ばれたらやらなくてすむならばれた方が良かったんじゃぁ?》

そう思ったが、少し考えてダメだと思った※エミリーは首を横に降った

※エミリー心の声《そんなことしたらサファイアにきっと、やってみるって約束したのに?って、言われるに決まってる。やってみなきゃ。自分で決めたんだ!》

そう決心し、多腕降りながらエミリーは帰っていった