もう、否定できないよね…。
書いてみようかなーと、思ってたんだけど…
杉橋が嫌なら書かないよ。
そう言って、かいとを見上げると…
心なしか赤くなってるような気がした。
嫌…っていうかー…
俺なんか、そんな…絵にならんでしょー。
と、ブツブツ言いながらも…照れてる?
そこへ春樹が、ナイスアシストを!
書いてもらえばー?かいと。
こないだの数学のプリントの仕返しに。
いや、そこは、お返しでしょうが。
などと、2人でまた盛り上がってる。
…結局。
じゃ、前髪は長めにってことで!
と、春樹が笑い。
おまえなーと、笑いながら、チラッと
かいとがあたしを見て。
なんだか、まあ…そんな感じで。
カッコよくよろしくー。
と笑った。
しばらく、2人のやり取りを眺めてたせいか
なんだか、緊張もほぐれてて。
わかったー。
カッコよく書くね!
そんな、顔まで書けるかわかんないけどねー。
と、言えた…。
あ、そっか。
と、笑うかいとと、一緒に笑えた…。
なんだか…奇跡的に…自然じゃない?
witch!今日はいい報告ができるよ!
さきちゃん、頑張りましたよ!
かいとが…笑ってくれたよぉ…。
あー幸せ…。

