アイツの素顔

「なるほどねぇ…」

あんたも大変ねぇ…なんて哀れんでくれて頭を撫でられてる今。

一通り話したらまた落ち込んできた。

「やだよぉ、あんなやつの彼女なんか」

私はもっと高校生らしい出会いで、始まりで、恋愛するって夢だったんだから。

なにあのマンガみたいな展開。

求めてない!!

「でもお兄ちゃんが怖いから断れない」

「とことん会長に弱いわね…」

今日から放課後、相川くんと一緒に帰るようになってる。

昨日言われた。